2021年10月09日

42〜世界を変えた男〜

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『42〜世界を変えた男〜』は、
黒人初のメジャーリーガー、
ジャッキー・ロビンソンの伝記映画。

1947年、ドジャースのGMブランチ・リッキーは、
黒人初のメジャーリーガーとしてジャッキーと契約するが、
唯一の黒人選手ジャッキーは異端な存在、
野球界、世間、そしてチームメイトからも糾弾され、
そして…ってお話。

まず、人種差別に立ち向かった
伝説の野球選手が、
いかにして戦い、乗り越え、
世界を変えたのか、
それを垣間見ることができます。

そこにはリッキーの教えがありました。
「やられてもやり返さない勇気を持て」。

ジャッキーは何度も言い返そうとしますし、
拳も振り上げる寸前にもなります。
ひとりになったダッグアウトで叫ぶほどの怒り。
それほど当時の人種差別はえげつないものでした。

でも、そんなジャッキーをリッキーが支えます。
ときに優しく、ときに厳しく、ジャッキーを守ります。
それは、リッキーも世界を変えたかったからです。
リッキーにも世界を変えたい理由があったのです。

リッキーは脅迫にも負けませんでした。
黒人選手を使うな、そんな声をリッキーは、
ゴミ箱に捨て、無視しました。

そんなリッキーに感化されたチームメイト、
白人選手のピーウィは、
ジャッキーの味方になります。
そして、大観衆の前で
ジャッキーの身体を引き寄せ肩を組みます。

白人選手が黒人選手と肩を組む。
当時の世の中ではありえない光景。
観客は驚きの声を挙げます。

でも、ジャッキーとピーウィ―の心にあるのは、
「ただ野球がしたい」という想いだけ。
その想いに人種は関係ありません。
この肩を抱き寄せるシーン、
とても感動しました。

人種差別は昨今の大きな問題でもあります。
時代は変わったようで、変わってなかったり。
それでも、今より厳しかったであろう時代に、
勇敢に戦った男がいること、
その男を導いた人間がいて、
ともに戦った男たちがいること、
それを知るだけでも有意義な作品だと感じました。

ジャッキーは雑音と戦いながら、
真摯に野球に取り組み、結果を出し、
世界を変えました。
そこには多くの人のサポートがあったわけですが、
一番そばで支えた妻の存在も大きかったことでしょう。

ジャッキー役のチャドウィック・ボーズマンが
世界を変えようとする黒人選手を好演。
そしてリッキー役はあのハリソン・フォード。
今までのハリソン・フォードのイメージを消して、
実に良い演技を見せてくれています。

黒人初のメジャーリーガーを知りたいとき、
人種差別とは何かを感じたいとき、
そして、何かを変えたいと思ったとき、
オススメの映画です。

映画『42〜世界を変えた男〜』
制作:2013年
監督:ブライアン・ヘルゲラド
出演:チャドウィッグ・ボーズマン、ハリソン・フォード、ニコール・ベハーリー、クリストファ・メローニ
posted by 彷徨えるピアノマン at 23:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする