2023年02月18日

映画『シンデレラ』

BLOG20230218.png

映画『シンデレラ』を見ました。
有名なディズニーアニメ映画、
『シンデレラ』の実写版です。
シンデレラがもっとよくわかる映画でした。

オリジナルのアニメ版からの
アレンジが絶妙で、
より物語に入り込めて、
より深く心に響きます。

エラと王子の出会いなど、
諸々の辻褄が合って、
いろいろ納得がいくのです。

アニメ版のシンデレラは、
なんとなく知っていたシンデレラより、
わりと強いなって印象でしたけど、
実写版のエラはなかなか苦労を
強いられていて、
思っていたシンデレラという印象です。

なので、
苦難を乗り越えていくという姿に、
自身を重ねられるという共感性があります。

で、ありのままのエラ、
それを受け入れる王子に、
思わず涙…でした。

継母役を演じた、
ケイト・ブランシェットの演技が、
とにかく凄まじい。

表情だけですべての感情を伝えている、
怒り、妬み、悲しみ、寂しさ、切なさ、
それらすべてを混ぜこぜにした感情を、
セリフなしで伝えてくれています。
さすがオスカー女優の貫録です。

その継母に贈られた、
エラの最後の言葉がとても印象的。
虐げられてきたエラですが、
継母に最後に贈る言葉は、
強さと優しさがいっぱい詰まった、
渾身の言葉なのです。

ドレスもお城も舞踏会も、
景色や動物たち、魔法のすべても、
そして、もちろん“シンデレラ”エラも、
何もかもが美しい映画です。

大切なのは勇気と優しさ、
それを忘れなければ、
いつか誰かが魔法をかけてくれる、
ってことですね。
posted by 彷徨えるピアノマン at 23:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする