
映画『スタンド・バイ・ミー』を観ました。
今まで何度も観ている映画ですけど、
今、改めて。
少年に戻って、
線路を歩きたくなる映画です。
線路の先にある好奇心。
少年というのは、
得てして見てみたくなるもの。
その道中が楽しくて、
それが思い出になる。
とくに、夏休みだったりすると。
目的を果たして、
人の命と直面したとき、
感情が溢れだします。
そんなとき、そばにいて、
つまりスタンド・バイ・ミーで、
肩を抱いてくれるのが、
本当の友ということなのでしょう。
少年たちはほんの少しだけ、
大人になって帰ってきます。
自分の体験じゃないのに、
不思議と切なさと懐かしさを、
感じることになる。
原作と違って、
名曲“Stand By Me”とともに、
「スタンド・バイ・ミー」とした、
タイトルが秀逸です。
友とはなんぞやを、
知ることのできる作品。
まさに不朽の名作です。
あと、
映画の最後に語られる、
クリスのその後に、
クリスを演じた、
リヴァー・フェニックスのその後を、
重ねてしまう人も多いでしょう。